米沢市のヨネザアド・カタツムリ社が5月15日に発行した、ますむらひろし氏の豪華本『ヨネザアド幻想』が19日に届いた。14日には米沢市で出版記念祝賀会が開かれた。
米沢興譲館同窓会公式サイト「ますむらひろしさん(S46卒)地元サイン会・漫画家、作品集出版(2015年5月16日山形新聞より)」
米沢市のヨネザアド・カタツムリ社が5月15日に発行した、ますむらひろし氏の豪華本『ヨネザアド幻想』が19日に届いた。14日には米沢市で出版記念祝賀会が開かれた。
米沢興譲館同窓会公式サイト「ますむらひろしさん(S46卒)地元サイン会・漫画家、作品集出版(2015年5月16日山形新聞より)」
ますむらひろし氏の出身地であり、アタゴオルシリーズの舞台であるヨネザアドの語源になっている山形市米沢市に、新しい出版社が出来た。その名も「ヨネザアド・カタツムリ社」。カタツムリ社は、アタゴオルシリーズに登場する出版社。米沢市「輝くわがまち創造事業」助成金を得ての出版事業である。
ますむらひろし氏がアタゴオルのステンドグラス制作があることを明らかにしたのは、2013年11月27日付のTwitterが最初だった。
アタゴオルのステンドグラス、打ち合わせ開始。1メートル幅のヒデヨシ、二点。イメージはグエル公園式破砕タイル風。楽しみだう。
— ますむらひろし (@masumurahiroshi) November 28, 2013
『アタゴオルは猫の森』(メディアファクトリー『月刊コミックフラッパー』連載)が、18巻で完結した。裏表紙に「アタゴオル40年余りに終止符を打つ」とあるので、これで本当に最後なのだろう。予定されていたことなのかも知れないが、東日本大震災、そして福島第一原発の事故がその時期を早めたのではないだろうか。ヒデヨシのラストの言葉が、雑誌掲載時は「いい夢 見ようぜー」だったのが、コミックスでは「自分の星をつくろうぜ」に変わった。
米沢市立興譲小学校創立130周年記念ポスターを入手した。
ますむらひろし氏が同校出身のため、ヒデヨシでポスターを描き下ろしたもの。興譲小学校は米沢藩主・上杉鷹山が再興させた藩校・興譲館(現・山形県立米沢興譲館高等学校)にちなんで命名された。鷹山の有名な歌「生せは生る 成さねは生らぬ 何事も 生らぬは人の 生さぬ生けり」がローマ字で書かれている。鷹山はケネディ大統領が最も尊敬する日本人として挙げたことでも知られるが、ローマ字なのはそのためだろうか。
葛飾北斎「富嶽三十六景 山下白雨」をモチーフに雷神姿のヒデヨシが描かれ、サイズはB2判。雲の先がウサギになっているのもかわいい。関係者以外にも頒布してくれ、送料込み1,000円。箱に入れて折り目なしで送ってくれた。アタゴオルファンならマストバイだ。