東急電鉄「名誉駅長」がもらえる「のるレージオリジナルPASMO会員証」は、有効期限2年間が満了したら必ず返却しなければならない

のるレージオリジナルPASMO会員証

のるレージオリジナルPASMO会員証(東急電鉄オフィシャルサイトより)

東急電鉄で登録したICカードを使うとたまる「のるレージサービス」。1日で定期券だと10のるる、定期圏外の東急線を使うと20のるるになり、毎月のポイントで「駅員」から「名誉駅長」までランクが変動する仕組みだ。

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二子玉川ライズは楽天歓迎の横断幕やバナーが目立ちすぎ、デベロッパーの東急電鉄はテナントと一般客を分けて考えるべきでは

6月22日から9月28日にかけ、楽天とグループ各社が品川シーサイドから二子玉川ライズに移転中だ。いま二子玉川ライズを歩くと、次のような横断幕やバナーが掲出されている。

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収録エリアを拡大した東急電鉄「震災時安全ハンドブック」2013年改定版が無料配布中

昨年高く評価した東急電鉄「震災時安全ハンドブック」の2013年改定版が、6月25日から無料配布されていた。

東急電鉄サイト/ニュースリリース「『震災時安全ハンドブック』を改訂し、無料配布します。 」

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PASMO定期券の自動券売機での継続は、購入した事業者でしか出来ない

PASMOで複数の鉄道事業者を乗り継ぐ連絡定期券を持っている場合、自動券売機での継続は、その定期券を購入した事業者の駅しか出来ない。A鉄道とB鉄道を使っている場合、A鉄道で購入したPASMO定期券は、A鉄道の券売機でしか継続出来ない。B鉄道の券売機に入れると、エラーメッセージが表示される。

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需要の減った『東急電車時刻表』の代わりに、「震災時安全ハンドブック」を無料配布した東急電鉄の賢明な判断

東急電鉄が6月21日から無料配布した「震災時安全ハンドブック」を、家人が持っていた。そういうものを配っているのは記憶にあったが、駅のラックにいつも置いている薄っぺらなリーフレットだと思い込んでいた。手に取って驚愕した。

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上野毛駅改良工事は最初から安藤忠雄プロジェクトだったのか

東急大井町線「上野毛駅」は、安藤忠雄建築研究所の設計により2011年3月竣工予定で工事が続けられているが、この駅は途中で明らかに設計が変更になり、工期も大幅に延びている。東急電鉄から発表がないので詳細な経緯は不明だが、これまでの動きをまとめてみる。

06年8月時点の完成予想図

この時点では、溝の口方面の旧駅舎はそのままの規模で、大井町方面に新駅舎が出来ることになっていた(東急電鉄「HOT ほっと TOKYU」06年8月号掲載イラストに加筆)

上野毛駅改良工事は06年2月に発表され、同年6月に着工した。東急電鉄が毎月発行しているリーフレット「HOT ほっと TOKYU」06年8月号によると、バリアフリー化と大井町線急行運転のための通過線新設が目的で、この時点では08年9月完成予定となっていた。掲載されている完成イメージ図は、上野毛通りを挟んで大井町方面に新駅舎、溝の口方面に旧駅舎が描かれている。

旧駅舎は独立した建物として改築し、新駅舎とは連絡されていない。現在の計画とは規模・デザインとも全く異なっている。ここでは安藤忠雄氏の名前はない。当時、駅に貼られたポスターを撮影したブログ「鉄分補給を告白する日記みたいなの」(拡大可)を見ると、大井町方面側の人工地盤も狭く、線路全体を覆っていないことがわかる。

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