初心に「返る」「帰る」はどちらも正しい、元は「初心に返る」が一般的だった

「初心に返る」「初心に帰る」はどちらが正しいのか。私は長年「初心に返る」を使用してきたが、ネットで検索すると「初心に帰る」が正しいと答えている人が多くて驚いた。そうではなく、元々は「初心に返る」が一般的で、最近「初心に帰る」が増えてきたのだと思う。

Continue reading

知識を「身に着ける」「身に付ける」はどちらも正しい、元々は「身に着ける」が一般的だった

知識や教養を身につけると書く場合、「身に着ける」「身に付ける」はどちらが正しいのか。私は長年「身に着ける」を使用してきたが、ネットで検索すると「身に付ける」が正しいと答えている人が多くて驚いた。そうではなく、元々は「身に着ける」が一般的で、最近「身に付ける」が増えてきたのだと思う。

Continue reading

ワークライフバランスの旗手・佐々木常夫氏がいた東レでも、組織全体にその考えが定着することはなかった

東レの元取締役で、『ビッグツリー~自閉症の子、うつ病の妻を守り抜いて~』『そうか、君は課長になったのか。』『働く君に贈る25の言葉』などの著書で知られる佐々木常夫氏の講演を聴いた。自閉症の長男、肝臓病とうつ病の妻を抱え、看病のために必然的に定時退社するようになったタイムマネジメント術で、ワークライフバランスの旗手と言われる人物だ。

Continue reading

宮崎駿監督引退記者会見全文を無料広報誌『熱風』(GHIBLI)10月号が掲載

『熱風』(GHIBLI)10月号(通巻130号)

9月6日に吉祥寺第一ホテルで行なわれた宮崎駿監督引退記者会見は、YouTubeでノーカット版が見られるが、全文を収録したものがスタジオジブリ広報誌『熱風』10月号に掲載されている。会見で配布された「公式引退の辞」も収録されている。

動画だと1時間半以上あるので、文章になったものに目を通すほうが、宮崎監督の思いを端的に知ることが出来るのではないか。なお、『熱風』と書いて、スタジオジブリの由来である「サハラ砂漠に吹く熱風」を意味するイタリア語「GHIBLI」と読む。

Continue reading

テレビCMの音量差がなくなり、むしろ番組のほうが大きく感じるようになったわけ

テレビを見ていて、以前はCMになると音量が大きくなったと感じることが多かったが、最近はほとんど感じなくなった。逆に、番組本編で同じ局でも音量が違いすぎることがある。これはなぜだろうか。

Continue reading

シャンメリーという名称には30年に及ぶ壮大なドラマがあった

クリスマスシーズンのスーパーに、シャンメリーが並んでいる。シャンパンを模した炭酸飲料で、子供がいるクリスマスパーティには欠かせないものだろう。

Continue reading

空欄を抹消する斜線は「左上から右下」「右上から左下」どちらか

書類で空欄を抹消する場合、斜線を引く。複数行あるときは「以下余白」と書くこともある。このときの斜線は「左上から右下」「右上から左下」のどちらがが正しいだろうか。

ネット上では両方の考え方が紹介されている。簿記の場合、余白線(赤い斜線)は「右上から左下」なので、簿記の知識がある人は当然この考え方である。「〆」という文字が「右上から左下」なのもその根拠になっている。

Continue reading

山田養蜂場がベルマーク運動を脱退した理由

山田養蜂場が2010年3月31日でベルマーク運動から脱退した。サプリメントなど高額な食品な多い同社は、ベルマークの点数も桁違いだった。他の食品メーカーが数点のところを、家人が定期購入するプロポリスには116点のベルマークが付いていた。こんな高得点は私も見たことがなく、切り集めては小学校の回収箱に入れるようにしていた。

社会貢献活動に非常に熱心な山田養蜂場が、なぜ脱退してしまったのか。定期購入者向け情報誌「みつばちだより」111号によると、現在のベルマーク教育助成財団は寄付額の80%以上が運営コストに充てられ、約20%以下しか実際の助成に使われていないため、自前で基金を創設したほうが資金を有効活用出来ると判断したそうだ。同社は年間3,000万円以上を拠出していたが、600万円以下しか活かされていなかったことになる。

Continue reading