家人が使っていた目覚まし時計が壊れたので、新しいものを探した。これまでのアラームがうるさいということで、音がだんだん大きくなるものにする。
これに加えて、私が目覚まし時計を選ぶときのポイントは次のとおり。
- アナログ表示であること。ただし、秒針のコチコチ音がしないこと。
- アラームを止めても数分後に再び鳴り出す「スヌーズ機能」があること。アラームを完全に止めるボタンとは別に、そのためのスヌーズボタンが上部にあること。
- 時刻合わせが不要な「電波時計」であること。
アナログの文字盤とスヌーズ機能は、寝起きが悪い私にとって必須である。デジタルだと、あと何分寝ていられるか直感的にわからないし、スヌーズボタンがないと誤ってアラームを完全に止め、二度寝する危険がある。
電波時計もいまや必須だろう。値段も普通の時計と変わらないので、電波が受信出来ないなど特別な理由がない限り、電波時計を選ばない理由はない。時間のズレを気にしなくてよい安心感は、一度慣れると後戻り出来ない。
あとはデザインだが、シンプルで寝室に溶け込むものがよい。こういうときは無印良品だと思ったが、アナログでスヌーズボタンを備えたものがない。デジタルならあるのだが、意外である。結局、セイコークロックのKR325Wを選んだ。秒針がなめらかに進む「スムーズ秒針」ではないが、コチコチ音は全く聞こえない。
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ネット上の画像を見ると純白に見えるが、実際はつや消しのパールで、プラスチックの安物感はない。スヌーズボタンでライトがついたり、電池ぶたがなくならないよう本体に固定されていたり、アラームボタンがオンになっていると秒針が12時の位置で止まるなど、細部まで行き届いている。これで定価3,150円(税込)が本日現在アマゾンで1,745円と、こんなに安くていいのかと思うような値段だ。
アラームを確かめられないため、目覚まし時計はネットで買いにくい商品だが、これはオススメである。アラームが電子音ではなくベル音で、文字盤のデザインが異なるKR324Wもある。
残念なのは、セイコークロックサイトの「製品検索」にこの商品が登録されていないこと。こういうベーシックな商品をなぜ載せないのだろう。自社の全製品が載ってこそのサイトだろうに。
(2014年2月2日追記)
セイコークロックサイト「製品情報」に掲載された。