ネットでムラタ有子氏の足跡をたどるなら、岡山のアートショップ「Satellite」が作成した「NEVERまとめ」を見るのもいいが、実際に開催された展覧会のアーカイブサイトを巡ると、その雰囲気を疑似体験出来る。

海外のギャラリーでは、展覧会の詳細をアーカイブで残しているところが多く、画像も比較的大きなものが貼ってある。所属ギャラリー「GALLARY SIDE 2」が出しているバイオグラフィを元に、本日現在見ることの出来る展覧会を紹介しよう。ムラタ氏のページだけでなく、ギャラリー自体の紹介ページも併せて見ると、展覧会の雰囲気がより伝わるだろう。

個展（6作品）
2007年・2010年、Galeria Horrach Moya（スペイン・マヨルカ）
※画面右の「next>>」をクリック。

グループ展「A Serious Paradise」（3作品）
2007年7月5日～8月18日、Gregory Lind Gallery（米国・サンフランシスコ）
※「VIEW EXHIBITION IMAGES」をクリック。サムネイルクリックで拡大。

個展（18作品＋展示風景）
2009年1月8日～2月7日、Casey Kaplan（米国・ニューヨーク）
※画面右の「IMAGES」をクリック。「＞」をクリックし、12～33枚目がムラタ有子作品。「[+] Expand」で拡大。

個展「Under the Sky」（13作品）
2009年9月25日～10月31日、Alberto Peola（イタリア・トリノ）
※画面右の「＞」をクリック。

個展「Coconut tree and deer」（19作品）
2010年10月29日～2011年1月8日、Inman Gallery（米国・ヒューストン）
※「click here for individual images in exhibition」をクリック。画面右の「NEXT」をクリック。

グループ展（10作品＋展示風景）
2010年11月17日～2011年1月28日、James Cohan Gallery Shanghai（中国・上海）
※画面右の「＞」をクリックで展示風景。メニューの「ARTWORKS」をクリックで作品。「＞」をクリックし、22～31枚目がムラタ有子作品。「THUMBNAILS」で一覧。

個展「A New Trip」（6作品）
2012年7月20日～8月12日、Gallery Hyundai（韓国・ソウル）
※サムネイルクリックで拡大。

グループ展「A Passage of Ancient Red Rice」（10作品＋展示風景）
2014年1月11日～3月2日、James Cohan Gallery Shanghai（中国・上海）
※画面右の「＞」をクリックで展示風景。メニューの「ARTWORKS」をクリックで作品。「＞」をクリックし、1～10枚目がムラタ有子作品。作品クリックで高解像度画像。「THUMBNAILS」で一覧。

GALLARY SIDE 2が参加している海外アートサイトでは、オファー可能なムラタ有子作品を見ることが出来る。個展に出された作品が同時に掲載されており、こうしたアートサイトで先に買い手が決まることもあるのだろう。特に「Artsy」は価格が掲載され、作品のズームも目一杯出来るので、ギャラリーで見るような質感を確認可能だ。作品を部屋の壁にかけたイメージをシミュレーション出来る「View in Room」という機能もある。

Artsyは使用しているソースを公開している。ズーム機能が驚くほど高解像度だが、これは「OpenSeadragon」という画像ビューアを使っているそうだ。

Artsy（本日現在17作品）
※「FOR SALE」が購入可能。作品クリックで拡大。クリックでさらにズーム。「View in Room」をクリックで、作品を部屋の壁にかけたイメージ（Internet Explorer 11では正しく動作しないため、Google Chromeで見ること）。

Ocula（本日現在13作品）
※メニューの「Artworks」をクリック。作品にオンカーソルで表示される「VIEW ARTWORK」をクリック。虫眼鏡アイコンで拡大。