銀座・クリエイションギャラリーG8で、2月2日~26日まで開催中のグループ展「8人の女たち」に行ってきた。様々な分野の女性クリエイター8人として、ムラタ有子氏が選ばれている。
「8人の女たち」
(2015年2月2日~2月26日、クリエイションギャラリーG8)
ムラタ氏の写真は、2010年にGALLERY at lammfromm(当時は渋谷ヒカリエではなく渋谷区上原にあった)で開催された作品集刊行記念「ムラタ有子 ドローイング」展でサインする姿と、14年に静岡・三島の「ヴァンジ彫刻庭園美術館PIOONプロジェクト」関連イベントとして開催されたワークショップのスナップぐらいしか見たことがなく、こうしたプロフィールフォトがネットやチラシに掲載されるのは初めてではないかと思う。
lammfromm Staff Blog「作品集刊行記念『ムラタ有子 ドローイング』展 明日より開催!」
Pioonプロジェクト(Facebook)「ムラタ有子さんワークショップ『陶器の石に色をぬろう』旅の思い出を絵に」
ギャラリーは8人の展示スペースが小間に分かれ、ムラタ氏はサントリー「南アルプスの天然水」のために制作した作品を中心に計10点を展示。個人蔵以外は販売するとあったので、このグループ展のために個人蔵のものも展示していると思われる。
会場に掲示されていたアンケートより。
Q2. アーティストとして活動しようと思ったきっかけはなんですか?
自分が一番好きな事を仕事にしたいと思っていたら、ここへ辿り着きました。
Q3. はじめて手応えを感じた作品は何ですか? その時の思いを教えてください。
画材を変えたときです。
それまでは、アクリル絵具でずっと制作していて、なんとなくしっくりこないな、と思っていました。画材屋さんでふらふらしてるときに、油絵の具が目について、とりあえず試してみました。色に重厚感があって、これが私の求めていたものだと感じて、その後は、試行錯誤を重ねながら、今にいたります。Q4. 大切にしているテーマやスタンスがあれば教えてください。
しぶい風景、をテーマにしています。しぶい風景は、ごく普通の、どこにでもある風景。特別でも、派手でもない、地味な風景に、私は惹かれます。