ヤマハの配当金計算書が遅延、ヤマハ発動機株売却に伴う業績予想修正のためか


この記事は2017年12月に掲載されたものです。
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ヤマハ「第194期中間業績のご報告」

12月7日が支払開始日だったヤマハの中間配当金計算書が12月9日に届いた。株式投資を始めて9年半になるが、配当金計算書は遅くても支払開始日に届いており、2日も遅れたのは初めての経験だ。

最初は誤配されたのではないかと思っていたが、2日遅れで届いた封書を開けてみると、「『通期業績予想の修正』にともなう修正のご案内」が同封されていた。

ヤマハは、保有するヤマハ発動機株の一部を売却することを11月28日に発表し、業績予測を上方修正した。このため、印刷済みだった「第194期中間業績のご報告」を修正する必要があり、「修正のご案内」書面を準備するために発送が遅れたのではないだろうか。

IRサイトに修正された「第194期中間業績のご報告」がPDFで掲載されたのが12月6日なので、発送の遅れはやはりこれが原因だろう。だったら、中間配当金計算書が遅れることもIRサイトで周知すればいいのに、片手落ちだと思う。