西武百貨店は渋谷店を年に数回、池袋本店を数年に一度利用する。そのため、1999年に入会したクレジット機能なしの青い「クラブ・オンカード」を持っている。2010年度までは1年間の利用額に応じてカードの色を替えるサービスを提供していたが、11年度からそごうと共通の「クラブ・オン/ミレニアムカード」になった。
私がいつも迷うのは、西武百貨店渋谷店に併設されているロフト、無印良品でクラブ・オンカードを使っていいのか、ということだ。先日久しぶりに渋谷ロフトに行くと、以前はレジにあったクラブ・オンカードのポップが一切なく、しばらく他の客が支払う様子を見ていたが、クラブ・オンカードを出す客は一人もいなかった。
渋谷ロフト=西武百貨店ロフト館なので問題ないはずだが、あまりに誰もクラブ・オンカードを出さないので、ロフトでは使えなくなったのかと思って私も出さなかったのだが、帰宅してクラブ・オン/ミレニアムカードの公式サイトで確認すると、これら専門店では2%の基本ポイントが1%になると書かれていた。
●前年の「年間お買いあげ額」にかかわらず、ポイント率が1%となる売場
食品、レストラン、喫茶、美容室、フラワー・ペット・書籍・楽器・CDなどのお取り扱い売場、およびロフト、無印良品などの専門店
ネット上でポイント残高を確認出来るサービスもあり、カードが無効になっていないことも確認出来た。
クラブ・オンカードの場合、当初は1,000ポイントためると、店内の「クラブ・オンデスク」で1,000円の買い物券と交換する面倒なシステムだったが、これも11年度から1ポイント=1円でレジで使えるようになった。このため、年に数回の利用でもポイントをためるメリットがあるのだ。これからは堂々と提示したい。
同様に、ポイントカードを変更しないでシステムだけ変更したのが東急ハンズ「ハンズクラブカード」で、04年のスタート時は500ポイントで500円分の買い物券と交換だったが(オリジナルグッズとも交換可能)、12年ごろからリアル店舗のレジで500ポイント単位で使えるようになり、15年4月からは300ポイント以上(以後100ポイント単位)で使えるようになった。
私も時間があるときは、東急ハンズとロフトでいくらでも過ごせたものだが、いまはアマゾンに頼りきりである。リアル店舗への来店回数が減ってしまい、ポイントカードのシステムを忘れてしまっている。本当は保有するカード自体を厳選して、きちんと使いこなしたいのだが……。