「FAB88」は、結局3月7日に届いた。発行が大幅に遅延したせいで、12月19日に亡くなったジェレミー・ウィルキン氏が、ゴードン・マックスウェル中尉を演じている姿が表紙を飾った。「サンダーバード」ファンには、バージルのオリジナル声優として知られている。
FANDERSONでは、編集部から2月4日に最新のニュースを収録し、まもなく印刷に入ると「Fanderson Forum」で説明。英国では現地時間2月23日から届き始めた。米国では現地時間3月3日に到着報告。12月28日に届いたカタログのときから、英国のロイヤルメールではなくスウェーデンの郵便が使われているので、印刷所または発送方法を変えたと思われる。これまでは英国到着後1週間で届いていたのだが、これが11日後になっている。
- カタログ 現地時間12月16日(日本時間17日)着 ⇒ 12月28日着(11日後)
- 「FAB88」 現地時間2月23日(日本時間24日)着 ⇒ 3月7日着(11日後)
今後は、現地着の11日後と思っていたほうがよさそうだ。
「FAB88」はウィルキン氏の追悼記事のほか、「TIMELASH」で「A Question of Priorities」(宇宙人・地球逃亡!)を取り上げ、SHADAIRのモービルキャリアのクロスセクション(透視図解)が付いている。モービルキャリア内部にモービルが格納されて離陸している様子が描かれ、興味深い。
「謎の円盤UFO」ではないが、日本会員から「スペース1999」の49話「Message from Moonbase Alpha」(ムーン・ベース アルファからのメッセージ)が日本で公開されるという情報が掲載されている。これは本編放送終了から22年経った1999年にファンが製作した10分間の短編だが、オリジナルキャストだったジーニア・マートン氏が出演しているもので、ファン作品ながら49話目として認知されている。日本では未公開だっだが、東北新社が日本語吹替版を制作し、しかもマートン氏の声を担当した高島雅羅氏が再び声を担当する。「FAB88」の発行が遅れたので、すでに「スーパー!ドラマTV」の動画配信サービス「スーパー!ドラマ クラシック」で1月1日から配信中だ。
「スペース1999」ファンにとっては大ニュースだと思うが、検索しても「5ちゃんねる」以外では話題にもなっていないようだ。もっと注目されてもいいのでは。