11月30日にAmazonアソシエイト・プログラムから、「【重要】アソシエイトツールバー画像リンク作成機能 廃止のご連絡」という件名で衝撃的なメールが届いた。
お知らせ欄で告知しております通り、2023年11月30日(木)をもってアソシエイトツールバーの「画像リンク」及び「テキストと画像」リンクを廃止させていただきます。 画像リンク作成機能を使用して作成されたリンクは、2023年12月31日(日)以降表示されなくなりますので、画像リンクを掲載されている場合は、お早めに別のリンクへの差し替えのご対応をお願いいたします。
これまで提供されてきたアソシエイトツールバーによる商品画像の提供が廃止され、テキストだけになるという。X(旧Twitter)の場合はテキストリンクを貼れば商品画像は表示されるが、サイトやブログでは別途画像が必要だ。しかも、このメールどおりだとすると、来年から過去に作成したリンクでは表示されなくなるという。12月31日以降表示されなくなる点は、Amazonアソシエイト・プログラムサイトの「お知らせ」には出ていないし、ネットを見るとこのメールが送信されていないアフィリエイターもいるようだ。
確かに12月に入ってすぐ、私のアカウントではアソシエイトツールバーの「画像リンク」「テキストと画像」が使えくなったが、本日(12月9日)は復活している。アソシエイトツールバーを表示させて「カエレバ風」も動く。この辺の挙動はお知らせどおりではないようだ。
今後も商品画像の利用をご希望の場合は、Amazon Product Advertising API(商品情報API)*から画像のリンクを取得することができます。
*Amazon Product Advertising APIを使用するためには、アカウントを作成してから180日以内に3件以上の適格販売を発生させ、アソシエイト・プログラムの参加要件を満たす必要があります。
商品画像を使いたい場合は、180日に3件以上の販売実績を上げることを条件にAPIを使えとのこと。具体的にはAPIを使ったプラグインへの置き換えや、ブログ「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」が紹介しているソースの貼り直しになるのだろうが、それを過去のリンクすべてでやらなければいけないのか。アソシエイトツールバーを使わずに、商品ページの商品画像URLを直接貼って表示させる方法もあるが、アソシエイト・プログラム参加者であっても認められるかは不明。
これまでもAPIのバージョンアップや規約違反として多くのサードパーティによるサービスを締め出してきたアマゾンのアフィリエイト。本当に来年から過去に作成した記事から商品画像が消えてしまうのか。これが実施されると、アマゾンのアフィリエイターにとっては大問題になるだろう。固唾を飲んで見守りたい。