アフィリエイトのアマゾン商品画像は、縦横比を固定したままならリサイズしても問題ない


この記事は2013年4月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。

サイトのデザイン上、アフィリエイトでアマゾンの商品画像をリサイズしたいことがある。ツールが提供するものでちょうどよいサイズがない場合、画像URLの末尾を変更することで調整可能だ。当然、縦横比は固定されたままである。

  • 縦サイズを合わせる場合……「_SL」+ピクセル数+「_」
  • 横サイズを合わせる場合……「_SX」+ピクセル数+「_」

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

例えば、この村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の画像ファイルは、「_SL160_」で縦160ピクセルになっている。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41PGAp8lDEL._SL160_.jpg

これを縦200ピクセルにしたければ、「_SL200_」にすればよい。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41PGAp8lDEL._SL200_.jpg

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

横120ピクセルにしたければ、「_SX120_」にすればよい。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41PGAp8lDEL._SX120_.jpg

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

リサイズは「ポンデリンク」のような専用サイトもあるくらいなので問題ないはずだが、念のため確認してみよう。アフィリエイト契約に関係するのは下記2か所と思われる。

各アカウントに利用限度の追加が認められるかどうかを確認するため、アマゾンへのリンクバック時にはProduct Advertising APIのレスポンスにより返されるURLを改変なしに使用しなければならず、使用されるアソシエイトタグは、Product Advertising APIアカウント所有者のEメールアドレスと同一のEメールアドレスのもとに設定されたものでなければなりません。

(f) お客様は、当初の比率を維持する形でグラフィック画像で構成される商品関連コンテンツのサイズを変更する場合、または、テキストの意味を実質的に変更したり、かかるテキストを事実と相違ないもしくは誤解を招かないような形で、テキストで構成された商品関連コンテンツのテキストを短縮する場合を除き、いかなる方法でも、商品関連コンテンツ に追加、削除またはその他変更(追加情報を加えることを含みます)してはいけません(例えば、お客様はカスタマーレビューに文言を挿入することはできません)。

前者はリンクバックに使用するURLを変更するなと書いているだけで、ソースを一切変更するなとは書いていない。画像を呼び出しているURLはリンクバックに使用するURLではない。後者は画像の比率を維持すれば変更を禁じていない。従って、縦横比を固定したままのリサイズは問題ない。