いま香川県の隠れ家懐石と言えば「永楽亭」で間違いない

瀬戸内海に面した香川県は魚介類だけでなく、肉も野菜もうまい。そんな食材に恵まれた土地なら、名店にも事欠かないと思われるかも知れないが、食材と店は別物である。威勢のよい居酒屋や宿泊を伴う旅館ならすぐ見つかるが、あとは接待メインの料亭だったり、仕出し料理店の濃い味付けだったり、せわしないコース料理だったりで、個人客が落ち着ける隠れ家懐石を探そうとすると、これが非常に苦労する。

Continue reading

香川県が本当の「アート県」になるには、坂出人工土地のリノベーションが必要だ

「瀬戸内国際芸術祭2010」以来、アートを全面に打ち出すようになった香川県。確かに日本一狭い面積ながら、現代美術館や現代建築が点在し、庵治石に魅せられたイサム・ノグチがアトリエを構えるなど、要素は豊富にある。「瀬戸内国際芸術祭2013」では、「うどん県」だけではなく「アート県」も標榜するようになった。

「こころ動くアート県、香川へ」

「うどん県アートコンペティション2012」1 | 2

1 うどん県・要潤副知事ポスター「こころ動くアート県、香川へ」
2 アート県・川井郁子副知事ポスター「うどん県アートコンペティション2012」

Continue reading