喪中はがきを送っても約8%の人が年賀状を送ってくる


この記事は2011年1月に掲載されたものです。
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昨年は父の喪中だったため、喪中はがきを11月上旬に投函した(「喪中はがきを注文するとき私が留意したポイント」参照)。喪中であることがわかっている親戚関係やプライベートを知らせる必要がない仕事関係を除き、103枚送った。このうち転居先不明で戻ってきたのが1枚で、あとの102枚は相手に届いたはずである。

ところが、そのうち8人から年賀状が届いた。最初はそういう主義なのかと思ったが、こちらが喪中であることを全く知らないかのような文面である。102人中8人と言えば、7.8%で少なくない数だ。私自身、喪中はがきをもらった場合は年賀状を絶対送らないよう注意しているので、「おいおい」とツッコミたくなる。

これはいったいどういうことなのかと考えてみたが、下記のどちらかであろう。

  • 喪中はがきがチラシなどに紛れ、一緒に捨ててしまった(見ていない)。
  • 喪中はがきを受け取ったことを失念している。

前者はそれなりの確率であるように思う。ポスティングされるチラシは非常に多いので、その中に紛れることは充分考えられる。私は大量のDM発送に携わったこともあるが、発送先から届いていないという問い合わせが必ずあった。はがきを誤って捨ててしまう人というのは、一定数いるのだと思う。

後者は宛名をプリンタで印字する人が多いので、そのまま機械的に出してしまったのではないか。しかし、それでも本文に手書きでひとこと添える際に気づきそうなもので、相手にそういう性格と思われても仕方ないだろう。

問題なのは、このままだと私が「年賀状を無視する人」と8人に思われるわけで、だからといって「11月上旬に喪中のご案内を差し上げましたが」と伝えるのも嫌味っぽく、このまま無視するか、他の機会でさりげなく伝えるしかないかと思っている。

喪中はがきを早めにきちんと出しても、約8%の人が年賀状を送ってくるという事実がここに明らかになった。