二子玉川ライズ第2期事業(二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業)のキーテナントはカルチュア・コンビニエンス・クラブになることが、5月17日発表された。1~2階の約7,160平方メートル(約2,170坪)に出店する。
代官山T-SITEの「代官山 蔦屋書店」と同じコンセプトかと思っていたら、全面広告を出し、家電量販店経験者を公募している。「書籍、音楽、そして家電を融合させた『ライフスタイルストア』」を提案するという。5月17日付リリースでは情報家電を扱うことは触れられていたが、白物家電も扱うようだ。
2014年。
次は家電量販店の新しいあり方に挑戦しようと思います。
まずは、二子玉川。豊かな自然と、
はかり知れない可能性を秘めたこの場所から、
私たちは、ライフスタイル提案型の家電選びを追求します。
「TSUTAYAからイメージされるAV機器にとどまらない」(同社広報)。家電販売を「生活提案」の取り組みと位置付け、テレビやオーディオ機器のほか、IT家電や調理家電なども取り扱う。「TSUTAYAが生活提案する、食、旅、美、インテリアなどの白物家電分野を含む。例えばデザイン家電に限定した展開でもない」という。
二子玉川には既設の大型書店が2店あり(紀伊國屋書店玉川高島屋店380坪、文教堂書店二子玉川店400坪以上)、ここにTSUTAYAが増えるのは過剰ではないかと思っていたが、家電量販店はないため、家電が大きなスペースを占めるのなら歓迎だ。
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