「グリコ『メンタルバランスチョコレートGABA[ビター]』が売っていない(3)」の続きである。
我が家の常備品であるグリコ「メンタルバランスチョコレートGABA[ビター]」は、毎年夏場になると品薄になって困るのだが、2013年夏、14年夏とも行きつけのコンビニから消えることはなかった。チョコレート消費量が落ちる夏場でも販売していたということは、年間を通じた定番商品になったということだろうか。
パッケージには大きく「ストレス社会で闘うあたなたに。」のコピーが入るようになり、完全に仕事場で食べるイメージとなった。グリコは100円置き菓子の「オフィスグリコ」が好調らしいので、そこでの需要も後押ししているのだろう。
NEVERまとめ「職場を魅了しつづける『オフィスグリコ』の戦略」
『日経トレンディ』2014年11月号「ロングセラー&定番新潮流」にも掲載。記事は「日経トレンディネット」で全文読める。
日経トレンディネット「一貫した商品コンセプトがビジネスパーソンの共感を呼ぶ~メンタルバランスチョコレート GABA(江崎グリコ)」
05年発売以来のパッケージ変遷なども載っていて感慨深いが、これを見ると05年5月の首都圏テスト販売のときの[ビター]缶はチョコレート色で、06年8月に黒色にしたとある。すると、08年8月に再度チョコレート色に戻ったということになる。缶は10年秋に販売終了になったが、復活させてもよいのではないか。
記事によると、やはりオフィスグリコの伸びと比例しているようだ。
「オフィスグリコ」のチョコレート分野の中では「GABA」の人気が高いという
グリコもよほどうれしかったのか、パッケージにまで印刷し、「ストレス社会で闘うあたなたに。」の「ストレス社会」の部分を自分の会社名に変更する、「社名入りオリジナルGABAプレゼントキャンペーン」を実施中だ。私もうれしい。これで「メンタルバランスチョコレートGABA[ビター]」を探して歩き回ることはなくなるだろう。