7月に山形・米沢図書館1周年記念「アタゴオル大原画展」開催、新刊『アタゴオル博物誌・セレソン・アタゴオル』とアタゴオル切手シート販売


この記事は2017年6月に掲載されたものです。
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市立米沢図書館(山形県米沢市)の開館1周年記念として、7月8日から「アタゴオル大原画展」が開催される。

ますむらひろし氏の原画展と言えば、展示室面積では「ますむらひろしが描く宮沢賢治の世界」(2015年7月18日~10月25日、大岡信ことば館)が1,050平方メートルで過去最大だと思うが、これは宮沢賢治作品が中心だった。アタゴオル作品では、「ますむらひろしの世界展」(2007年7月20日~9月17日、八王子市夢美術館)が440平方メートル、約200点で過去最大と思われる。

大岡信ことば館「ますむらひろしが描く宮沢賢治の世界」

八王子市夢美術館「ますむらひろしの世界展」1 | 2

1 「ますむらひろしが描く宮沢賢治の世界」
  (2015年7月18日~10月25日、大岡信ことば館)
2 「ますむらひろしの世界展」
  (2007年7月20日~9月17日、八王子市夢美術館)

今回はタイトルが「大原画展」だし、会場になると思われるよねざわ市民ギャラリーが740平方メートルあり、期待出来る。なんと言っても、ますむら氏の出身地・ヨネザアドである。読み聞かせ用「おはなしのへや」に飾られているステンドグラス「ヒデヨシ太陽」「アタゴオルの夜」も生で見てみたいし、米沢行きを真剣に考えないといけない。

関連グッズとしては、ヨネザアド・カタツムリ社から『アタゴオル博物誌・セレソン・アタゴオル』という選り抜き本、そしてアタゴオル切手シートの販売が予定されている。フレーム切手だと思うが、ファンにはたまらない逸品になるだろう。選り抜き本には、描き下ろしのアタゴオル短編(26ページ)も収録される。

(2017年6月15日追記)

タイトルは八王子市夢美術館と同じ「ますむらひろしの世界展」になった。八王子市夢美術館と同じだ。第5~第9展示室を使うので323平方メートル+廊下分となり、八王子とほぼ同程度だろうか。入場特典で特製しおりがもらえるとのこと。

よねざわ市民ギャラリー催事日程表

よねざわ市民ギャラリー催事日程表(平成29年6月~7月)(部分)


会場平面図

会場は第5~第9展示室(ナセBAサイト「平面図」に加筆)


切手シートは会場限定発売だし、選り抜き本も通販するかどうか不明のようで、本気で米沢行きを計画している。