ギャラリーの敷居は決して高くない、ムラタ有子「ドローイング展」に行ってきた


この記事は2014年4月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。

ムラタ有子氏が所属するギャラリー「GALLERY SIDE 2」(東京・六本木)で、4月18日~6月13日にドローイング展が開催されている。途中で展示替えがあり、前半は新作中心、後半は「サントリー天然水」に使用された「森の仲間の限定ラベル」の原画展になる。

GALLARY SIDE 2「ムラタ有子ドローイング展」「ムラタ有子ドローイング展」
(2014年4月18日~6月13日、GALLERY SIDE 2)

Part1 2014年4月18日~5月10日
Part2 2014年5月20日~6月13日

Part1の作品はGALLARY SIDE 2のfacebookで一覧出来る。展示風景は「ATTACK EBISU」で紹介されている。

「森の仲間の限定ラベル」の原画は、2013年4月の発売時にGALLARY SIDE 2のfacebookで公開されているが、ラベルに使われた際にトリミングされているので、ラベルとイメージが異なるものもある。Part2で展示された際にじっくり見てみたい。

国内での個展はGALLARY SIDE 2で開催した2012年秋以来で、同ギャラリーでの個展は初回の02年から数えてこれが8回目。ドローイング中心だが、一部ペインティング作品もある。げっ歯類をモチーフにした作品も複数あり、うれしい。

ギャラリー側がWebで作品を公開してくれているが、やはり画像と実物では色味や質感が全く違う。興味がある方は、実際に足を運んで鑑賞することをオススメしたい。ギャラリーは美術館と違って展示数も限られて時間が潰せないし、購入を前提としているので敷居が高い面もあるが、これから評価される現代美術作品と直接向き合う楽しさがある。経済的に購入出来なくても、きっと目を養ってくれるはずだ。

編集者の鈴木芳雄氏が、昨年夏にメルセデスベンツのウェブマガジン「mb!」でムラタ有子作品を例にし、作品をコレクションする意味を説明していた。

mb! by Mercedes-Benz「A Step to Become an Art Collector」

実は私もこの記事を読むまで、マスコミで人気のアーティストの作品など、いったいどのくらいするのだろうと思っていたが、パソコンを購入する程度の金額で自分のものになるのを知って、ギャラリーが急に身近な存在に思えてきた。家電量販店を気軽にウインドウショッピングするように、ギャラリー巡りを楽しんでみてはどうだろう。

(2014年5月5日追記)

ネットでムラタ有子氏の足跡をたどるなら下記参照。

ムラタ有子作品をウェブで鑑賞するなら、海外ギャラリーのアーカイブを巡ろう