FANDERSONから会報「FAB72」が8月頭に届いた。FANDERSONは「FAB」を4冊もらえるあいだが会員期間で、年3回(3月、6月~7月、11月)発行なので更新月は一定ではない。16か月~18か月で更新になるため、次はいつか意識しておく必要がある。
宛名ラベルに下記の印字があるのと、4冊目には更新手続きの紙(membership renewal application)が挟み込まれているので、それで確認する。
Membership XXXXX expires with FABXX
XXXXX:会員番号
XX:終了となる号数
次号「FAB73」は11月発行なので、更新は11月1日締切だが、私は念のためすぐ手続きするようにしている。方法は前回(2011年4月)同様、FANDERSONのオンライン画面から行なう。「How To Join」のページから「Rest of the world」(その他の国々)をクリックし、ショッピングカートの画面で必要事項を記入してから、PayPalで支払う(クレジットカード決済可)。
ロイヤルメールが今年4月30日に1975年以降最大の上げ幅となる値上げを実施したため、送料がその分上がっている。特に海外会員の送料は約31%という値上げで、私も最初見たとき驚いた。海外通販・オークションの利用者も衝撃を受けているようだ。
会員種別 | 前回(2011年4月) | 今回(2012年8月) | ||||
会費 membership fee |
送料 postage and packing rate |
合計 total |
会費 membership fee |
送料 postage and packing rate |
合計 total |
|
英国会員 UK residents |
22 | 5 | 27 | 22 | 7 | 29 |
欧州会員 European Residents |
10 | 32 | 14 | 36 | ||
海外会員 Rest of the world |
16 | 38 | 21 | 43 |
Fanderson Salesが11年10月からショッピングカートを採用したため、会員更新もこれと統合され、ショッピングカートからの確認メールも内容が少し変わった。
PayPalの決済画面は日本語化がさらに進んでいた。私はPayPalアカウントではなくクレジットカードで支払っているが、ショッピングカートから連携される住所欄が空欄になっており、項目名や入力例が日本語で書かれている。この状態だと普通は日本語で入力すると思うが、確認画面で「選択した住所が、売り手が読める言語になっていることを確認してください」という注意書きが出る。FANDERSONのスタッフが日本語をわかるわけがないだろう。
ショッピングカートの入力欄で英文住所は知らせてあるので、このままでも大丈夫だとは思うが、念のため画面上で配送先住所の変更を行なう。すると、ショッピングカートの住所がそのままPayPalにも引き継がれる。最初から自動的にこうすればいいのに、日本語化したせいで、逆に画面がわかりにくくなってしまっている。ショッピングカートと連携しないサイトでは発送事故の元になるわけで、入力欄を販売者の指定言語に合わせるなど、PayPalはもっと考えたほうがいいと思う。
なお、英語に切り替えても国や都道府県はプルダウンメニューのため日本語のままで、順序も混在でおかしい。こんな感じになるが、仕方がない。
〒000-0091
東京都 – Tokyo, Setagaya-ku
0-0-0 Tsuburaya
日本
Taro Yamda
PayPalの通貨換算レートによる支払金額は前回5,281円、今回5,507円。さらに円高が進んだせいで、値上げ幅はポンドより縮小されている。
PayPalでの決済が終われば、画面はFanderson Salesに戻る。このとき、Invoice(送り状)へのリンクが表示されるので、これを印刷または保存しておく。PayPalの受領書やメールでの連絡もあるが、これがいちばん詳しい(ショッピングカートの入力内容がすべて表示されている)。Invoiceのサンプルを掲載しておく。
(2013年11月24日追記)
- FANDERSONの会員期間が「FAB」3冊に短縮されて初の更新、PayPalのアカウント登録が不要に戻っていた
- FANDERSON8回目の更新手続き、2019年会員更新特典は「ロンドン指令X」50周年記念誌「The Secret Service Close-Up book」
- FANDERSON SALESがショッピングカートに対応、「Fanderson Sales Online」に
- FANDERSON9回目の更新手続き、2020年会員更新特典は「The Century 21 Puppet Guide」
- FANDERSONサイトがリニューアルしてアカウント登録制になったが、SSL暗号化されておらず個人情報入力をためらう