「佐川男子」にだまされるな、佐川急便は個人客への対応がひどい


この記事は2013年1月に掲載されたものです。
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「佐川男子」「佐川萌え」という言葉で佐川急便のセールスドライバーがOLに人気だが、それは定期的に集荷のある法人客だからだろう。佐川急便は法人客には評判がよいが、小口の個人客に対してはネットを検索しても苦情が渦巻いている。「佐川男子」に萌えているOLたちは、自宅で佐川急便のために嫌な目に遭ったことはないのだろうか。近年の事例を挙げておく。

Yahoo!知恵袋「佐川急便のいい加減な対応にむかつきます」(2010年11月18日付)
⇒配達日時の変更が全く効かないという指摘

Yahoo!知恵袋「佐川急便に対して、私が怒りすぎですか?自宅に届けに来ないで営業所に2週間ほっ…」(2011年3月3日付)
⇒不在連絡票を入れずに金券を2週間放置されたという指摘

教えて!goo「佐川急便が時間通り来ない、支店がいい加減すぎます」(2011年10月16日付)
⇒佐川急便サイト「お荷物問い合わせサービス」が改竄されているという指摘

OKWave「佐川急便への苦情」(2012年3月22日付)
⇒IKEAが配達パートナーにしている佐川引越センターで欠品が発生し、放置されたという指摘

私も先日、不在時の再配達で同じ経験をした。不在連絡票が入っていたので、自動受付で翌日午前中の再配達を指定したところ、午後になっても来ないため、セールスドライバーの携帯電話にかけたところ、「電波の届かないところにいるか、電源が入っていないため、かかりません」の状態。時間を置いて何度かけてもこの状態なので、電源を切っているとしか思えない。

仕方がないので営業店に電話してみたが、こちらも営業時間中にもかかわらず、誰も出ない。時間を置いて何度もかけたが、全く誰も出ない。これは確信犯で意図的に出ないとしか思えない。佐川急便サイトで隣の営業店を調べてかけてみたが、ここも誰も出ない。電話に出ないというのは、日常茶飯事なのだろう。

いつ配達に来るかわからないので、この日は終日外出することが出来ず、結局その夜にもう一度自動受付で翌日午前中の再配達を指定したところ、今度は時間どおりにやって来た。「昨日の午前中に再配達を依頼したはず」と苦情を言うと、持っているハンディターミナルで履歴を確かめ、「そんな依頼は受けていない」との返事。

ネットで検索した事例では、営業店がセールスドライバーに正しく再配達情報を伝えていない場合もあるようなので、このセールスドライバーにこれ以上言っても仕方ないと思ってやめたが、指定した日時にどうしても受け取る必要がある場合、今回のケースでは自分から営業店に乗り込むしかないだろう。

他の宅配便でも不快な思いをしたことはあるが、いくら電話してもつながらないというのは、佐川急便が初めてだ。セールスドライバーと営業店の両方が電話に出ないのでは、どうしようもない。個人客への配達には安心して使えないわけで、安いからといって佐川急便を使用している依頼主にも自覚がないと思う。今回の依頼主に対しては、「もう佐川急便を使わないでほしい」と伝えた。

繰り返すが、BtoCの取引に佐川急便を使う企業は本当に自覚がないと思う。前述の佐川引越センターを使用しているIKEAに対しても、信じられないような苦情が並んでいる。配送料割引キャンペーンのあった2012年春は特にひどかったようだ。

Togetter「IKEAと佐川の配送問題について。」

FUTA「IKEAの配送サービスが大混乱@横浜港北」

IKEAは11年10月に配送パートナーをヤマト運輸から佐川引越センターに変えたそうだ。このような事態になってもヤマト運輸に戻さないのは、契約期間の問題があるのだろうか。配送を別サービスにしているIKEAのポリシーを考えると、高額な配送こそ顧客が満足するクオリティでなければならないと思うが、これは真逆の施策のようで理解し難い。

実はIKEAの店員さんから、こんな話をされた。今まで配送は、ヤマト運輸さんと提携していたのですが、この10月からコストが安いということで、ヤマト運輸さんとの契約を切って、佐川急便と契約をしたのですが、お恥ずかしながら、お客様だけでなく、いろんなお客様にご迷惑をおかけしてるのが現状です、と。

もちろん、佐川急便にも良心的な営業店やセールスドライバーはいるだろうが、それは個人の資質であって、企業全体の姿勢になっているとはとても思えない。佐川急便がどんなにイメージチェンジを図ろうとも、この体質が改まらない限り、個人客への荷物は佐川急便を使うべきではない。