NHKオンラインのニュース動画はHLS(Http Live Streaming)という特殊なファイル形式で提供されているため、これまでダウンロードするのを断念していたが、2018年7月にGoogle Chromeの拡張機能「ストリームレコーダー」が登場した。ブラウザ上で簡単に保存出来るので記録しておく。「動画ゲッター」をつくった@tokyoloaderさんのアプリ。
HLSストリーミング動画をmp4ファイルとしてダウンロードできる拡張「ストリームレコーダー」をリリースしました。ライブ配信の録画にも対応しています。また、強力なビデオキャプチャ機能によりHLSに限らず様々なサイトの動画を保存できます。テスト版ですが是非。https://t.co/RmA9ZFObsb
— tokyoloader (@tokyoloader) 2018年7月2日
HLS形式は、拡張子「.m3u8」のファイルに書かれたプレイリスト順に再生される小さなファイルの集まりで、NHKオンラインの場合はそれが拡張子「.ts」というMPEG2-TSファイルになっている。試しにニュース動画を再生させたあとキャッシュを確認すると、「.ts」の小さなファイルがたくさんあるはずだ。一つ一つはWindows Media Playerでも再生出来るが、細分化されているので使いものにならない。動画が埋め込まれたページのソースを見ても、「.m3u8」ファイルはスクリプトで呼び出しているようで、なにも書かれていない。
- Google Chromeに拡張機能「ストリームレコーダー」を追加する。もちろんフリー。
- Google Chromeのアドレスバー右に赤丸のアイコンが表示される。
- ストリーミング動画があるページだと、赤丸が大きくなる。
- 赤丸をクリックするとダウンロード開始。別タブが開き、青いバーが伸びて進捗を示す(5分の動画で数秒程度)。品質をクリックすると画質も変えられる。
- ダウンロードが終わったらバーが緑になるので、[保存]をクリック。ローカルのダウンロードフォルダに保存される。「31/31」とあるのは、MPEG2-TSファイルが31個あったということか。
素晴らしい。
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