3月17日開業を予定していた二子玉川ライズショッピングセンターは、3月11日の東日本大震災を受け、内覧会(3/14)、プレオープン(3/15~3/16)の中止を14日に発表した。オープニングイベントもすべて中止した。15日には開業未定を発表したが、翌16日に「地元の皆さまの社会インフラとして」19日開業を発表した。計画停電に配慮し、物販は18時、飲食店は21時までという短縮営業だった。隣接するドッグウッドプラザも歩調を合わせた。
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阪急百貨店大井食品館と二子玉川ライズショッピングセンターの勇気ある開業
二子玉川にロフト出店、東急ハンズは再開発第2期で戻ってくるのか
東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」東側で、東急電鉄と東急不動産が中心となって進んでいる市街地再開発「二子玉川ライズ」。第2期(2014年2月竣工予定)への進出が予定されている「109シネマズ二子玉川」と共に、住民の関心が高いのが東急ハンズが戻ってくるかということだろう。
上野毛駅改良工事は最初から安藤忠雄プロジェクトだったのか
東急大井町線「上野毛駅」は、安藤忠雄建築研究所の設計により2011年3月竣工予定で工事が続けられているが、この駅は途中で明らかに設計が変更になり、工期も大幅に延びている。東急電鉄から発表がないので詳細な経緯は不明だが、これまでの動きをまとめてみる。
上野毛駅改良工事は06年2月に発表され、同年6月に着工した。東急電鉄が毎月発行しているリーフレット「HOT ほっと TOKYU」06年8月号によると、バリアフリー化と大井町線急行運転のための通過線新設が目的で、この時点では08年9月完成予定となっていた。掲載されている完成イメージ図は、上野毛通りを挟んで大井町方面に新駅舎、溝の口方面に旧駅舎が描かれている。
旧駅舎は独立した建物として改築し、新駅舎とは連絡されていない。現在の計画とは規模・デザインとも全く異なっている。ここでは安藤忠雄氏の名前はない。当時、駅に貼られたポスターを撮影したブログ「鉄分補給を告白する日記みたいなの」(拡大可)を見ると、大井町方面側の人工地盤も狭く、線路全体を覆っていないことがわかる。
「109シネマズ二子玉川」は2014年春まで待て
東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」東側で、東急電鉄と東急不動産が中心となった市街地再開発「二子玉川ライズ」が進んでいる。
第1期・第2期合わせた施工地区面積は約11.2ヘクタールで、民間施行の再開発事業としては都内最大。第1期となる二子玉川東地区第一種市街地再開発事業は2007年4月に着工、マンション(タワー&レジデンス)と従前権利者店舗・駐車場(オークモール、バーズモール)は完成し、11年3月に残りの商業施設(東急百貨店、東急ストア等)、オフィスも完成予定。隣接して約6.3ヘクタールの世田谷区立二子玉川公園(仮称)も整備され、12年度末一部完成、14年度末全体完成の予定。