Twitterへの更新通知をFriendFeedからdlvr.itに変更する


この記事は2010年11月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。

別サイトの更新通知をTwitterへ表示するため、これまでFriendFeedを使っていたが、このほどdlvr.itに変更した。FriendFeedの前はtwitterfeedを使っていたので、

twitterfeed ⇒ FriendFeed ⇒ dlvr.it

と乗り換えてきたことになる。

最初のtwitterfeedはとにかく更新間隔が不安定で、何時間待ってもTwitterに反映しないことがあった。使いものにならないと判断して移ったのがFriendFeed。導入後しばらくはきちんと動いていたが、そのうちtwitterfeedと同じ症状が出た。Twitterへの更新通知なので、即反映してもらわないと話にならない。それからは、サイト更新後に毎回手動で[blogを更新]を押して反映させていた。自動連携ツールとは呼べない状況だった。

FriendFeedの[blogを更新]ボタン

FriendFeedはほかにも欠点があり、twitterfeedのようにRSSフィードの前に任意の文字列を付けることが出来なかった。変に賢すぎて、WordPressの過去記事を再利用し、最新日時に更新してRSSに出力させても、Twitterに通知しない現象も発生した。WordPressのRSSフィードには、URLを示すlink要素とは別にguid子要素があり、ここにデフォルトのパラメータ付きURLによるパーマリンクが書かれている。FriendFeedはこれで判断しているようで、URLやタイムスタンプが変わっても、過去記事のパーマリンクは再通知しない仕様のようだ。

<item>
<title>Twitterへの更新通知をFriendFeedからdlvr.itに変更する</title>
<link>http://control.shado.jp/2010/1129023855.html</link> <!-- 記事URL -->
<!-- 中略 -->
<guid isPermaLink="false">http://control.shado.jp/?p=326</guid> <!-- これで判断 -->
<!-- 中略 -->
</item>

今回乗り換えたdlvr.itの使用方法は、「GIGAZINE」「sorarium」が詳しい。RSSフィードのどの要素を配信するかを選べるし、前後に任意の文字列を付けられる。条件に合わせてハッシュタグを付ける機能まである。タイムスタンプが更新されれば再通知するかどうかを選べる機能もあり、FriendFeedのようなことは起こらないと思われる。

dlvr.itのタイムスタンプが更新されれば再通知するかどうかを選べる機能

いちばん大事な更新間隔は最短15分に設定出来る。本当に15分ごとにサイトを見に行ってくれているかだが、ログが確認出来る画面があって、いまのところ20分前後で動いているようだ。これぞ決定版になってほしい。

dlvr.itのログ画面

dlvr.itに移行する際は、二重で更新通知されるのを防ぐため、FriendFeedでの通知を止める必要があるが、ここで注意しなければならないのが、FriendFeedからブログを削除する画面で、「インポートされたエントリーも削除」をチェックしないことである。

FriendFeedの「インポートされたエントリーも削除」チェックボックス

これをチェックしてしまうと、FriendFeedに保存された過去記事がすべて削除され、それに伴ってtwitterに通知された短縮URLのff.imがリンク切れになってしまう。ff.imはFriendFeedの記事で変換されているため、過去記事を削除するとリンクが切れてしまうのだ。つまり、FriendFeedを止めても、当分は退会せずに過去記事を維持する必要がある。すっきりしようと思って過去記事を削除しそうになるが、くれぐれも気をつけること。