みずほ銀行のキャッシュカードがときどき読み取れないときは、ICチップが劣化している


この記事は2018年11月に掲載されたものです。
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みずほ銀行のキャッシュカードが、ATMで2回に1回くらい読み取れなくなった。毎回ではなく、ATMを変えると読めたりするので磁気不良かと思い、再発行のため取引店を訪ねた。インターネット(みずほダイレクト)でも申し込めるが、

みずほダイレクトでの再発行お申し込み完了の翌営業日には、従来おつかいいただいていたカードはご利用いただけなくなります。新しいカードが届くまでは、カードでのお取引はご利用いただけませんのでご了承ください。

とあるので、これは不便。店頭だと融通が利くようなので取引店に行った。

まず、ロビーにいる案内係のベテラン行員が事情を聞き、キャッシュカードを預かって機械で確認。「磁気不良なら毎回エラーになるはずなので、2回に1回ならICチップの劣化でしょう」とのこと。私は生体認証機能も使っているが、こちらはカードが発行されてからICチップに再登録が必要とのこと。つまり、カードが届いてからもう一度窓口に足を運ばなくてはならない。なお、店頭で申し込んだ場合は、新カードをATMで初めて使用するまで旧カードは有効とのこと。

(キャッシュカード不良時の再発行の流れ)
取引店または支店で再発行申し込み
※紛失ではないのでカードが必要、暗証番号がわかれば印鑑不要、手数料無料

新カードが簡易書留で届く(数日後)※旧カードはまだ有効

新カードを使うと旧カードはその時点で無効

取引店または支店で生体認証(指静脈パターン)を再登録
※このとき新カードは強制的に有効になる

ICチップが劣化している場合、ICキャッシュカード対応でないATMがあり、そこなら磁気ストライプだけで使うことが出来る。新カードが届く前にATMを使う必要がある場合はそちらを使ってほしいとのこと。

手続きとしては以上だが、今回はカウンターに呼ばれてからの窓口(テラー)の対応が、再発行申し込み、生体認証再登録とも本当にひどかった。応対した若い行員が初めてのようで、端末の操作手順を一つずつ上席の行員に確認するため離席し、そのたびに待たされる。生体認証再登録では操作を間違えたようで、上席と長いあいだ話し込んだあと、もう一度指静脈を登録させれられた。

キャッシュカード再発行はそんなにめずらしいことなのだろうか。若い行員は派遣社員と思われるので、一般的な業務以外は教えられていないのだろう。みずほ銀行の派遣会社である「みずほビジネスパートナー」のページを見ると、後方業務だけでなくテラーも募集している。テラーはいかに早く業務をこなすかが勝負のはずで、これくらいはマスターしておいてほしい。