二子玉川にロフト出店、東急ハンズは再開発第2期で戻ってくるのか


この記事は2010年12月に掲載されたものです。
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東急田園都市線・大井町線「二子玉川駅」東側で、東急電鉄と東急不動産が中心となって進んでいる市街地再開発「二子玉川ライズ」。第2期(2014年2月竣工予定)への進出が予定されている「109シネマズ二子玉川」と共に、住民の関心が高いのが東急ハンズが戻ってくるかということだろう。

東急ハンズ二子玉川店は再開発事業に伴い、06年6月30日に閉店した。閉店時のリリースでは、恒久的な閉店ではなく、「一旦閉店させていただくことになりました」という文言だった。06年7月6日時点の東急ハンズ公式サイトトップページがInternet Archive「Wayback Machine」に保存されているので、ご確認いただきたい。

東急ハンズホームページトップページ(2006年7月6日時点、部分)

東急ハンズホームページトップページ(2006年7月6日時点、部分)(Internet Archive「Wayback Machine」より)

「一旦閉店」なら、再開発後は当然二子玉川に戻ってくると誰もが思っているのだが、11月30日に発表された二子玉川ライズ・ショッピングセンターのテナントには含まれていなかった。

そして驚いたのが、同日発表された「二子玉川駅」西側の二子玉川ライズ・ドッグウッドプラザの5~6Fにロフトが出店することだ。こちらは玉川高島屋S・Cを運営する東神開発による事業で、東急電鉄・東急不動産とは関係ない。東急ハンズの親会社である東急不動産としては、複雑な心境ではないだろうか。

東急ハンズとロフトは業態が似ているが、品揃えは大きく異なっている。東急ハンズはホームセンターで、ロフトは生活雑貨中心だ。棲み分けは可能なはずで、東急ハンズはぜひ第2期で戻ってきてほしい。元々、東急ハンズ二子玉川店は1978年の渋谷店開店に先立つ77年にオープンした実験2号店で、高架下にあった。コンパクトながら東急ハンズとしてのフルラインナップが揃っており、実験1号店となった旧藤沢店と共に特別な存在である。

ホームセンターが限られるこのエリア(東宝日曜大工センター成城店跡に入ったくろがねや成城店か、等々力六丁目交差点の西友深沢店ぐらい)で、貴重な存在だった。

「一旦閉店」の文言に偽りがないよう願っている。

(2014年8月27日追記)

二子玉川ライズ・ショッピングセンターに別業態で戻ってくる。

東急ハンズが新業態の「WORK HANDS」で二子玉川ライズに復活、DIY専門店として戻ってきてほしかった


1件のコメント

  1. 私も裏切られた思いです、しかも、ライバルのロフトができて二重のびっくりです!ニコタマには東急ハンズが似合ってます!二期に期待します!

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